武器としての<言葉政治>

講談社選書メチエ
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武器としての<言葉政治>
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内容紹介

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目次

  • 序 〈言葉政治〉とは何か
  • 第一部 〈言葉政治〉能力から見た歴代首相の評価
  • 第一章 〈言葉政治〉の諸類型
  • 1 言葉とはどういう武器なのか
  • 2 政治を振りまわす言葉
  • 第二章 〈言葉政治〉の時代区分
  • 1 民主主義のレトリックの時代
  • 2 国家建設のレトリックの時代
  • 3 課題解決のレトリックの時代
  • 第三章 稚拙・未熟な〈言葉政治〉
  • 1 〈言葉政治〉から見た首相のタイプ
  • 2 稚拙な〈言葉政治〉 竹下登、森喜朗、村山富市
  • 3 理屈者の〈言葉政治〉 橋本龍太郎、宮澤喜一
  • 4 未熟な〈言葉政治〉 細川護熙、海部俊樹、小渕恵三
  • 第四章 〈言葉政治〉の衝撃
  • 1 〈言葉政治〉の本格化 中曽根康弘
  • 2 〈言葉政治〉の真骨頂 小泉純一郎
  • 第二部 不利益分配時代を動かす〈小泉型政治手法〉
  • 第五章 〈小泉型政治手法〉の有効性
  • 1 議会の支持より国民の支持
  • 2 利益分配政治から不利益分配政治へ
  • 3 首相使い捨てvs. プチカリスマ
  • 4 シニカルなニュースショーへの対応
  • 第六章 〈小泉型政治手法〉の陥穽
  • 1 ポピュリズム批判の是非
  • 2 政治のパーソナル化の過剰
  • 3 期待はずれの恐怖
  • あとがき 還暦を迎えた戦後政治
  • 参考文献
  • 索引

製品情報

製品名 武器としての<言葉政治>
著者名 著:高瀬 淳一
発売日 2005年10月08日
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-06-258343-5
通巻番号 343
判型 四六
ページ数 236ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:高瀬 淳一(タカセ ジュンイチ)

1958年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。名古屋外国語大学現代国際学部・同大学院国際コミュニケーション研究科教授、早稲田大学政治経済学部・社会科学部・商学部講師。専門は情報経済学。著書に、『情報と政治』『情報政治学講義』(ともに新評論)、『サミット』(芦書房)、『「不利益分配」社会』(ちくま新書)などがある。