内容紹介
理想論・タテマエ論への違和感の根源――「学級」という幻想! 我々はどうして席に座って教師の話を聞いていたのか? それは教育の普遍的システムなのか? 〈崩壊〉という事態は何なのか? 近代の発明品〈学級〉の歴史性と限界を暴き、自明視された空間で暮らす子どもと教師を救済する! (講談社選書メチエ)
理想論・タテマエ論への違和感の根源――「学級」という幻想!
我々はどうして席に座って教師の話を聞いていたのか?それは教育の普遍的システムなのか?<崩壊>という事態は何なのか?近代の発明品<学級>の歴史性と限界を暴き、自明視された空間で暮らす子どもと教師を救済する!
目次
- 第1章 「学級」を疑う
- 第2章 「クラス」の誕生と分業される教師
- 第3章 義務教育制度の実現
- 第4章 学校組織の矛盾
- 第5章 日本の学校はいかに機能したか
- 第6章 学校病理の解明
- 終章 変わる学級制――共同体幻想からの脱却
製品情報
製品名 | 〈学級〉の歴史学 |
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著者名 | 著:柳 治男 |
発売日 | 2005年03月11日 |
価格 | 定価 : 本体1,650円(税別) |
ISBN | 978-4-06-258325-1 |
通巻番号 | 325 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 236ページ |
シリーズ | 講談社選書メチエ |