内容紹介
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目次
- 序章 宮沢賢治とは誰か 「仁義ある」賢治論のために
- 1 仁義なき賢治論
- 2 文学者賢治
- 第一章 表現のはじまり 短歌から『春と修羅』へ
- 1 表現のアポリア 初期短歌
- 2 「わるひのき」から修羅へ
- 3 言葉を奪われた者 修羅誕生
- 第二章 まことのことばを求めて
- 1 ことばとウソ 「鹿踊りのはじまり」
- 2 なぜウソは生まれるのか
- 3 言葉がはじまるとき 「なめとこ山の熊」
- 第三章 貨幣と言葉
- 1 狐けんと貨幣
- 2 出版資本主義下の文学 賢治の生きた時代
- 3 物々交換と貨幣による交換
- 第四章 三人称
- 1 差異と反復 「竜と詩人」
- 2 介入する第三者
- 3 差異はなぜ生まれるのか
- 4 転機=「青森挽歌」
- 第五章 銀河鉄道の彼方へ
- 1 ユートピアとしての銀河鉄道
- 2 とまどうジョバンニ
- 3 働くジョバンニ
- 4 ジョバンニとは誰か
- 終章 「作家賢治」の旅立ち
- 註
- 参考文献
- 初出一覧
- あとがき
- 索引
製品情報
製品名 | 賢治を探せ |
---|---|
著者名 | 著:千葉 一幹 |
発売日 | 2003年09月12日 |
価格 | 定価:1,650円(本体1,500円) |
ISBN | 978-4-06-258278-0 |
通巻番号 | 278 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 242ページ |
シリーズ | 講談社選書メチエ |