マキアヴェリ、イタリアを憂う

講談社選書メチエ
マキアウ゛ェリイタリアヲウレウ
マキアヴェリ、イタリアを憂う
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 第一章 西欧戦国時代のイタリア
  • 1 マキアヴェリの時代のヨーロッパ
  • 2 アルプス以北と異なる様相のイタリア半島
  • 3 ルネサンスの人文主義
  • 4 フィレンツェ共和国の状況
  • 第二章 謎の青年時代から政治の表舞台へ
  • 1 貴族出身、フィレンツェ書記官となる
  • 2 政治の渦中を生き、人間を観る目を磨く
  • 3 死後の評価
  • 第三章 チェーザレ・ボルジアに君主の理想を見る
  • 1 運命と力量
  • 2 フィレンツェとイタリアと国際情勢の分析
  • 3 マキアヴェリの思考回路
  • 4 個人主義と自然主義
  • 第四章 『君主論』は政治学の書ではない
  • 1 国家をどう捉えるか
  • 2 人間観察の妙
  • 3 政体の吟味
  • 4 同時代人文学者とマキアヴェリ
  • 5 カンパネッラとヴィーコ
  • 第五章 執筆と好色の日々
  • 1 若者たちとの集い
  • 2 詩人として作家として
  • 3 最晩年
  • おわりに
  • 主要参考文献

製品情報

製品名 マキアヴェリ、イタリアを憂う
著者名 著:澤井 繁男
発売日 2003年09月12日
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-06-258277-3
通巻番号 277
判型 四六
ページ数 242ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:澤井 繁男(サワイ シゲオ)

1954年札幌生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、作家。専攻はイタリア・ルネサンス文化研究。主な著書に『ルネサンスの知と魔術』(山川出版社)、『イタリア・ルネサンス』(講談社現代新書)、『ナポリの肖像』(中公新書)、『魔術と錬金術』(ちくま学芸文庫)など。共著・訳書多数。