エディプス・コンプレックス論争

講談社選書メチエ
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エディプス・コンプレックス論争
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内容紹介

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目次

  • プロローグ 性とは何だろうか
  • 第一章 身体の穴 性生物学から性心理学へ
  • 1 エディプス・コンプレックスを発見したとき
  • 2 少年ハンスの不安
  • 3 性の心理学へ
  • 第二章 最初の離反者 アドラーの心理学
  • 1 オイディプスの神話を読む
  • 2 「次男」アドラーの勢力関係モデル
  • 第三章 ユングの「父殺し」
  • 1 「息子」ユングが見た世界
  • 2 エディプス批判をするエディプス
  • 第四章 息子たちの苦悩 母への思い
  • 1 出生外傷理論の波紋
  • 2 フェレンチィ、優れた癒し手
  • 3 「阿闍世コンプレックス」
  • 第五章 オイディプスの娘
  • 1 子どもの性的好奇心
  • 2 衝動論か自我心理学か 人間の動機は性的か
  • 第六章 女性の性愛をめぐって
  • 1 フロイトと女性たち
  • 2 母と娘の物語 カレン・ホルナイとフェミニズム
  • 第七章 アンナとクラインの大論争
  • 1 ウィーン学派とイギリス学派
  • 2 早期のエディプス・コンプレックス
  • 第八章 辺境にて 文化人類学と構造主義の挑戦
  • 1 エディプス・コンプレックスは人類普遍か
  • 2 ラカンの精神分析運動
  • エピローグ オイディプス神話が語ること
  • あとがき
  • 索引

製品情報

製品名 エディプス・コンプレックス論争
著者名 著:妙木 浩之
発売日 2002年03月08日
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-06-258236-0
通巻番号 236
判型 四六
ページ数 256ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:妙木 浩之(ミョウキ ヒロユキ)

1987年上智大学院博士課程満期退学。北山研究所、佐賀医科大学などを経て、現在久留米大学文学部助教授。専攻は精神分析学。主な著書に、『父親崩壊』(新書館)、『フロイト入門』(ちくま新書)、『好きできらいで好き。』(NHK出版)などがある。