血液6000キロの旅

講談社選書メチエ
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血液6000キロの旅
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内容紹介

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目次

  • プロローグ
  • 第1章 人間の生命と血液
  • 1 血液は万能の液体
  • 2 全身を駆けめぐる血液
  • 3 生命力と血液
  • 第2章 心臓と血管系――循環器
  • 1 心臓というポンプ
  • 2 血管をめぐるさまざま
  • 3 物流システムとしての血管たち
  • 4 循環系に刻まれた歴史
  • 第3章 酸素をどうやって取り込むか――呼吸器
  • 1 肺に空気を出し入れする
  • 2 肺から全身にガスを運ぶ
  • 3 呼吸は一種の身体運動である
  • 4 上気道=呼吸器の出入り口
  • 第4章 栄養分を確保するために――消化器
  • 1 胃腸で栄養を吸収する
  • 2 肝臓は何の役に立つ
  • 3 お腹の中で臓器はどう収まっているか
  • 4 口から始まる食物の流れ
  • 第5章 要らないものもよく考えてから捨てよう――泌尿器
  • 1 小さな腎臓の中の大きな世界
  • 2 糸球体=血液から尿をつくる繊細な濾過装置
  • 3 尿細管=臨機応変に尿の成分を変える
  • 4 尿をためる、尿を出す
  • エピローグ
  • 人体と解剖学について、さらに知りたい人のための参考文献
  • あとがき
  • 索引

製品情報

製品名 血液6000キロの旅
著者名 著:坂井 建雄
発売日 2001年09月10日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-258220-9
通巻番号 220
判型 四六
ページ数 256ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:坂井 建雄(サカイ タツオ)

1953年生まれ。東京大学医学部卒業。ハイデルベルク大学研究員、東京大学医学部助教授を経て、現在、順天堂大学医学部教授。医学博士。専門は、解剖学、腎臓と循環器の微細形態細胞生物学。著書に、『からだの自然誌』(東京大学出版会)、『人体解剖のすべて』『人体のしくみ』(ともに日本実業出版社)、『人体は進化を語る』(ニュートンプレス)など多数、訳書に、『ムーア臨床解剖学』(医学書院エムワイダブリュー)などがある。