美味の構造

講談社選書メチエ
ビミノコウゾウナゼオイシイノカ
美味の構造
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • 第一章 「おいしさ」とはなにか
  • 1 情動としてのおいしさ
  • 2 変動するおいしさと五つの要因
  • 第二章 おいしさにはどんな感覚があるのか
  • 1 原始的感覚と相互作用
  • 2 雑食・草食・肉食
  • 第三章 噛むことの効用
  • 1 なぜ噛むのか?
  • 2 軟食と硬食と歯根膜の働き
  • 第四章 味と味覚の意味
  • 1 味覚の機能
  • 2 五つの基本味と味覚異常
  • 3 味覚の発達
  • 第五章 味覚のしくみ
  • 1 抹消受容機構について
  • 2 情報伝達と中枢処理
  • 第六章 味覚増強物質
  • 1 香辛料と脂肪・油のパワー
  • 2 「うま味」と「こく」の関係
  • 3 発酵食品とアルコールの魅力
  • 第七章 脳はどうおいしさを認識するのか
  • 1 脳の構造
  • 2 おいしさ・まずさと脳内物質
  • 3 食行動を調節する物質
  • 第八章 学習される「おいしさ」
  • 1 味を学ぶということ
  • 2 味の記憶
  • エピローグ おいしさと生きること
  • 引用文献ならびに参考文献
  • あとがき
  • 索引

製品情報

製品名 美味の構造
著者名 著:山本 隆
発売日 2001年08月07日
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-06-258219-3
通巻番号 219
判型 四六
ページ数 248ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:山本 隆(ヤマモト タカシ)

1944年生まれ。大阪大学歯学部卒業。同大学院歯学研究科博士課程修了。大阪大学歯学部助教授、同人間科学部教授を経て、現在、同大学院人間科学研究科教授。専攻は、行動心理学、口腔生理学。日本味と匂学会会長、うま味研究会会長。2004年国際味覚嗅覚シンポジウム組織委員長。著書に、『脳と味覚――おいしく味わう脳のしくみ』(共立出版)、共著書に、『うま味――味覚と食行動』(共立出版、“Conditioned Taste Aversion:Memory of a Special Kind”Oxford University Press)、分担執筆に、『おいしさの科学』『最新味覚の科学』(ともに朝倉書店)などがある。