ヒトの意識が生まれるとき

講談社選書メチエ
ヒトノイシキガウマレルトキ
ヒトの意識が生まれるとき
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内容紹介

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目次

  • プロローグ 胎児からのメッセージ
  • 第一章 胎児の心理学
  • 1 胎児をとらえなおす
  • 2 通過点としての「誕生」
  • 3 行動主義心理学から認知心理学へ
  • 4 「相互作用」という視点
  • 第二章 胎内という世界
  • 1 胎児が急速に発達するとき
  • 2 「感覚」がヒトの意識を生む
  • 3 胎児の視覚能力
  • 4 胎児の聴覚能力
  • 第三章 認知能力を検証する
  • 1 初期視覚能力を探る
  • 2 新生児の「選択的嗜好性」
  • 3 新生児の学習メカニズム
  • 第四章 早期産児研究は何を語るか
  • 1 早期産児の睡眠システム
  • 2 新生児のまばたき、胎児のまばたき
  • 3 擬似的胎内環境が与えられたとき
  • 4 「模倣」はなぜ行われるか
  • 第五章 親と子の交流
  • 1 育児日誌を読み解く
  • 2 父親の育児意識
  • 3 変容する育児意識
  • 第六章 人間の意識の誕生
  • 1 胎児というヒト
  • 2 親子交流がもたらすこと
  • 3 「応答性」からみた意識
  • エピローグ 「交流」と現代
  • 参考文献
  • あとがき

製品情報

製品名 ヒトの意識が生まれるとき
著者名 著:大坪 治彦
発売日 2001年08月07日
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-06-258218-6
通巻番号 218
判型 四六
ページ数 208ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:大坪 治彦(オオツボ ハルヒコ)

1953年福岡市生まれ。九州大学文学部卒業。同大学大学院博士課程修了。現在、鹿児島大学教育学部教授。専攻は認知心理学(新生児の発達)と学校臨床心理学(カウンセリングによる援助)。主な共著に、『認知科学のフロンティア3』(サイエンス社)、『新生理心理学』(北大路書房)などがある。