哲学問題としてのテクノロジー

講談社選書メチエ
テツガクモンダイトシテノテクノロジーダイダロスノメイキュウトツバサ
哲学問題としてのテクノロジー
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

はじめに ダイダロスの翼
序章 知の行方
1 知とテクノジー
2 テクノロジーの現在
3 知のステイタスの変化 ポストモダニズムの射程
4 文化のリエンジニアリングに向けて
第一章 技術の哲学史
1 古代ギリシアの技術論
2 錬金術の中世
3 ハイデガーとサイバネティクス
4 技術と自由
第二章 文明のソフトウェア
1 情報社会と「第三の波」
2 技術と文明
3 言説と対話
第三章 〈主体〉の終焉
1 主体の誕生
2 未来派と相互浸透
3 サイボーグ的主体
第四章 三つの技術と二つの文化
1 「二つの文化」
2 三つのテクノロジー
3 自己編集的な技術へ
4 身体と意識の可塑性
第五章 情報テクノロジーのパラドクス
1 データベースの知
2 情報の経済文化
3 時間と情報
第六章 生命とアナザーワールド
1 遺伝子の夢
2 文化という外部情報装置
3 ワールド・プロセッシング/ライフ・プロセッシング
第七章 文化の気象学のために 結びにかえて
1 身体と媒介性
2 社会システムとその残余
3 文化の気象学

註および引用文献
あとがき
索引

製品情報

製品名 哲学問題としてのテクノロジー
著者名 著:室井 尚
発売日 2000年04月10日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-258183-7
通巻番号 183
判型 四六
ページ数 248ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:室井 尚(ムロイ ヒサシ)

1955年生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。横浜国立大学助教授。専門は、情報論、美学、哲学。
著書に、『情報宇宙論』『文学理論のポリティーク』 『ポストアート論』、『情報と生命』(共著)、『感性論』(分担執筆)など、訳書に、『哲学の脱構築』(共訳)、『反美学』(共訳)などがある。