人体部品ビジネス

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人体部品ビジネス
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内容紹介

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目次

はじめに
第一部 人体利用・商品化の現実

序章 クライオライフ社訪問記
第一章 医療資源・商品としての人体
1 移植用人体部品
2 遺伝子治療とバイオ医薬品
3 ヒト組織・細胞 薬物試験と医学研究
第二章 囚人の臓器を買う神父 フィリピン臓器売買事情
1 臓器売買はどこで、なぜ起きる
2 刑務所がコーディネーター
3 禁止する理由はなにもない
第三章 募金で臓器を買う少年 インド臓器売買事情
1 調査開始
2 売買ではなく謝礼だ! デリー
3 スモール・ビジネスの夢 ボンベイ
4 「腎臓」村 マドラス
5 混沌のなかで カルカッタほか
中間考察
第四章 人体利用・商品化の歴史と近未来
1 骨笛とどくろ盃
2 人体実験
3 ゆきつく果て 首から下の脳死身体の移植

第二部 人体利用・商品化の意味論
第五章 人体を資源・商品としてよいのか
1 ヒトは死んでもゴミにはなれない
2 不可逆過程
3 歯止めはないのか 人体利用・商品化の法と倫理
第六章 臓器売買はなぜ悪い
1 根本的矛盾
2 七つの背景
3 根強い賛成論

おわりに

補論

あとがき

製品情報

製品名 人体部品ビジネス
著者名 著:粟屋 剛
発売日 1999年11月10日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-258169-1
通巻番号 169
判型 四六
ページ数 260ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:粟屋 剛(アワヤ ツヨシ)

1950年生まれ。九州大学理学部および法学部卒業。製薬会社勤務後、西南学院大学大学院博士課程修了。徳山大学経済学部教授。専攻は、医事法社会学。
共著に、『法律学フローチャート』『現代法学』『操られる生と死』『いのちの未来・生命倫理』『生命倫理学講義』などがある。