江戸の市場経済

講談社選書メチエ
エドノシジョウケイザイ
  • 電子あり
江戸の市場経済
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内容紹介

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目次

はじめに
第一章 経済史の新しい見方
1 新古典派経済学 市場の経済史
2 マルクス経済学 市場と分配の経済史
3 新制度学派経済学 制度と所有権の経済史
4 歴史制度分析 ゲーム理論からみた制度と契約の経済史
第二章 近世の市場経済
1 経済発展の展開と市場の機能
2 社会的分業の展開と市場の機能
第三章 行政・司法制度と法
1 徳川政権と制度の整備
2 法と裁判制度
3 相対済令
第三章 株仲間の歴史
1 株仲間の成立
2 天保の株仲間停止令と嘉永の問屋再興令
第四章 株仲間と市場経済
1 株仲間停止と取引秩序の混乱
2 経済成長率の低下と市場機構の機能低下
第五章 取引制度としての株仲間
1 中世地中海の取引制度 グライフの分析
2 株仲間による商取引契約の履行
3 生産活動の組織

おわりに 市場経済と制度

製品情報

製品名 江戸の市場経済
著者名 著:岡崎 哲二
発売日 1999年04月09日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-258155-4
通巻番号 155
判型 四六
ページ数 176ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:岡崎 哲二(オカザキ テツジ)

1958年生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。東京大学経済学部教授。専門は、日本経済史。
著書に、『日本の工業化と鉄鋼産業』(東京大学出版会・サントリー学芸賞受賞)、『工業化の軌跡』(読売新聞社)、『経済理論への歴史的パースペクティブ』(共著・東京大学出版会)、『現代日本経済システムの源流』(共著・日本経済新聞社)、『戦後日本経済と経済同友会』(共著・岩波書店)などがある。

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