江戸のアウトロ- 無宿と博徒

講談社選書メチエ
エドノアウトロームシュクトバクト
江戸のアウトロ- 無宿と博徒
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内容紹介

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目次

はじめに 無宿のイメージ
第一章 無宿横行
1 大戸の関所の捨て札 国定忠治
2 笹川の貸元の大いちょう 万歳村勢力一件
3 世間広く縦横自在なり 武陽隠士の嘆き
4 島に送られ屋根を葺く
第二章 発生のメカニズム
1 頼る術なく食べるに窮し
2 おくゆかしき人と存ぜられ候
3 江戸の口入れ、店借層
4 無罪の無宿の片付け
第三章 「有宿」と「無宿」の境界
1 野非人と非人制道
2 追放制限と佐渡の水替え
3 欠落と帳外れ
4 箱根の山は天下の険か
第四章 世直しの足音
1 村を出る者、残る者
2 寄場人足の世界
3 仕切り契約する用心棒
4 在々商人の分限
第五章 無宿が精彩を放つ時
1 「義賊」の正体 鼠小僧
2 飯売女は公卿の息女
3 「隠れ無宿」という行為
4 世直しを裏切る者

むすびに 拒否と共感

引用史料と参考文献
あとがき
関連年表
索引(人名・事項・文献)

製品情報

製品名 江戸のアウトロ- 無宿と博徒
著者名 著:阿部 昭
発売日 1999年03月10日
価格 定価:1,870円(本体1,700円)
ISBN 978-4-06-258152-3
通巻番号 152
判型 四六
ページ数 286ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:阿部 昭(アベ アキラ)

1943年、栃木県生まれ。東京教育大学文学部日本史学専攻卒業。国士館大学教授。専攻は日本近世史。
主な著書に、『近世村落の構造と農家経営』(文献出版)、『下野の老農小貫万右衛門』(下野新聞社)、論文に、「近世村落の変質」(「日本村落史講座7 生活2近世」雄山閣)などがある。