内容紹介
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目次
- 第1章 プリンストンへ――その遥かなる道のり
- ヒッグス場に手なずけられた素粒子たち
- 第2章 原爆の影
- 科学者に明日は予見できない
- 第3章 79行の論文
- 南部陽一郎の論文と出会って
- 第4章 名誉を分け合うべき男たち
- 千載一遇のチャンスを逃したヒッグス
- 第5章 電弱理論の確証を求めて
- CERN内部の争い
- 第6章 野望と挫折
- ブッシュ‐宮沢会談の裏で――頓挫したSSC
- 第7章 加速器が放った閃光
- 「君はヒッグス粒子を見つけたのかね?」
- 第8章 「世界の終焉」論争
- 素粒子物理学界を揺るがした2通の投書
- 第9章 “幻影”に翻弄された男たち
- 「5σ」の壁
- 第10章 「発見」前夜
- 「神はヒッグス粒子を嫌っている」
- 第11章 「隠された世界」
- ヒッグスから届いた手紙
- 最終章 「新しい粒子」に導かれて
- 「発見」と「観測」