内容紹介
うるさい日本に、嫌悪感で虫酸(むしず)が走り、反吐(へど)が出る!
「善良」人たちが撒き散らす「注意」「お願い」「告知」が諸悪の根源。たえず指示(サイン)されることを望む日本人の「からだ」。戦う哲学者の本当の敵は「日本と日本人」だ。
「善良」な人たちが撒き散らす注意・挨拶・お願いなどのテープ放送や、機械音への抗議。戦う哲学者は管理標語や看板、大垂れ幕にまで戦場を拡大した!!都市や農村や行楽地などの「文化空間」に決定的なずれを覚える哲学者の「からだ」と、平均的日本人の「からだ」の違いとは?日本人の感性の根底を見据えながらも、そのずれから生じる怒り・憎しみ・不安・人間不信・人間嫌悪、そして「差別」に感じる恥ずかしさを告白する「かつてない日本人論」!!
製品情報
製品名 | 騒音文化論―なぜ日本の街はこんなにうるさいのか |
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著者名 | 著:中島 義道 |
発売日 | 2001年04月19日 |
価格 | 定価 : 本体780円(税別) |
ISBN | 978-4-06-256511-0 |
判型 | A6 |
ページ数 | 352ページ |
シリーズ | 講談社+α文庫 |
初出 | 備考参照 |