『チベットの死者の書』と名づけられる経典『バルドゥ・トェ・ドル』は、死から再誕生へと輪廻転生していく死者(霊魂)への導きを、死後49日間にわたり詳細に説き明かしている。死に臨んで、この経典なくしては真の解放を得ることはできないといわれ、心理学者ユングも座右の書とした1冊。最新訳で判りやすい解説をつけた。