私立探偵・時哉に迫る影とは? 「時哉。おまえが他人のものになるのは許さない」私立探偵・久坂時哉は、かつて彼を愛するあまり殺人を犯して逃亡した義兄の言葉に今も悩んでいた。そんなある日、時哉は警視庁刑事の早乙女と出会う。哀しい過去を隠して飄々とふるまう時哉に、早乙女は関心をもつ。時哉もまた、無骨だが誠実な早乙女に恋心を覚えるが、冷酷な殺人鬼の影はふたたび彼らに近づきつつあった……!衝撃の純愛サスペンス!