平安歴史ファンタジー 第2部第3弾! 長和元年(1012年)冬。関院では禁を破って現世に降りた都姫(香久夜)を夜の世界に連れ戻すための追っ手、火鼠が繁殖して、不審火が頻発していた。逆に火鼠を利用して、中宮妍子を襲おうと企む都姫。巨大になった、火鼠を前に成す術がない宮は、己の力不足を思い知らされる。-神の子-であり続ける意味を見失い傷心の宮がとった行動は……!?
-神の子-と義明の妻、揺れる宮――。
契ると-神の子-の能力(ちから)は失われてしまうのか!? 義明を失いたくないと名ばかりの妻だった宮の決意!!
大好評! 平安歴史ファンタジー第2部第3弾!
長和元年(1012年)冬。関院では禁を破って現世(うつしよ)に降りた都姫(つき)(香久夜)(かくや)を夜の世界に連れ戻すための追っ手、火鼠(ヒネズミ)が繁殖して、不審火が頻発していた。逆に火鼠を利用して、中宮(ちゅうぐう)妍子(けんし)を襲おうと企む都姫。巨大になった、火鼠を前に成す術がない宮(みや)は、己の力不足を思い知らされる。-神の子-であり続ける意味を見失い傷心の宮がとった行動は……!?
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