島崎から謹慎処分を受けた佐々木は、亮子の頼みで、小さなビストロの厨房を手伝うことになった。そこで他人のあたたかさや優しさに触れ、佐々木の中で、料理の楽しさとレシピエへの夢が蘇る。一方、仁科は、吉野と離れてもなお彼を求めようとする佐々木に、1つの誓いを要求した。そのうえ、雨宮からは意外な話を持ちかけられ――。