寛弘6年(1009)正月。第二皇子の母となった中宮彰子に、短剣を握った女房が襲いかかる。女房は、道長の政敵・伊周の遠縁の者で、怨霊のかけらに操られていたのだった。すぐさま宮に祓われた女房だが、その後も行動には不審な点が……? 一方、現世への復活を望む邪神・夜刀神は<神の子>宮を手に入れんと画策する。仏の加護を受けた義明の能力を拒絶して闘おうとする宮は、思わぬ窮地に……!?
この世界は道を誤ってしまっているのか……。大人気平安異色ファンタジー、新たなる闘いに!
<神の子>であるがゆえに義明の想いに応えきれない宮。邪神の語る<真実>が、さらに2人を引き離す!?
寛弘6年(1009)正月。第二皇子の母となった中宮彰子(ちゅうぐうしょうし)に、短剣を握った女房が襲いかかる。女房は、道長の政敵・伊周(これちか)の遠縁の者で、怨霊のかけらに操られていたのだった。すぐさま宮に祓われた女房だが、その後も行動には不審な点が……? 一方、現世(うつしよ)への復活を望む邪神・夜刀神(やつのかみ)は<神の子>宮を手に入れんと画策する。仏の加護を受けた義明の能力(ちから)を拒絶して闘おうとする宮は、思わぬ窮地に……!?
+ もっとみる