親を亡くした高校生の光里(ひかり)は、叔父の御堂康史に引き取られることになった。新しい友人のおかげで、徐々にその生活にも馴染んでいく光里だが、いつしか自分が、苦手の冷たい叔父に、心惹かれていることに気づく。──いけないことだって、わかってる。行き場のない感情に戸惑う光里は、ある日出会った、カメラマンの篠宮に、想いを向けようとするのだが……。