第6回ホワイトハート大賞佳作(「開静のとき」改題)
伝奇ファンタジーの新たな旗手登場!!
読み応え充分の力作。(川又千秋先生)
キャラクターと世界がよくできている。(ひかわ玲子先生)
呪いでの闘いについて、工夫がある。(夢枕 獏先生)
母が死んだ――その瞬間、平凡だが幸福だった菜樹(なみき)の世界は一変した。
すっかり様子の変わってしまった父に引きずられるようにして連れられた先は、たくさんのからくり人形と、その声を聞くことができる若き住職・海生(かいせい)が暮らす「からくり寺」という異名を持つ古寺だった。
そこで菜樹は、己の血に潜む力と、恐ろしい敵「五鬼衆」とに遭遇することになる――。
伝奇ファンタジーの白眉、ここに登場!!
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