「音楽を離れたとき、コンブさんとのあいだには、何もない……」振り向いた飛鳥の顔は、泣き出しそうだった。コンブは、怖がっている飛鳥を無理やり抱きしめてベッドに転がり込んだ。「だから、僕を誘ったの?ここで、シーツの上でやることやって飛鳥の気がすむなら僕は遠慮しないよ」──2年目の春を迎えたラッコとコンブの奏でる、メロディアス・ラブストーリー!