セレンジェビーノ公子とともに去っていったメイビク姫を茫然と見送ったレイムは、任務完了の旨を伝えるため、王都へと戻った。ところが、報告を聞いた王女や魔道師らは、不可解な出来事が起こったと眉をひそめる。セレンジェビーノ家は、千年もの昔、戦乱によって滅亡した一族であったのだ。驚愕の事実を知らされたレイムは、仲間とともに、再び賢者の塔を訪れるが……!? ロマンティック・ファンタジー最終幕!!