大庭みな子の枕草子
オオバミナコノマクラノソウシ
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内容紹介
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目次
- 第一段 四季の美しさ ──春はあけぼの
- 第八段 中宮がお産のために ──大進生昌が家に
- 第九段 命婦のおとどという名のねこ ──うえにさぶらう御ねこは
- 第二三段 清涼殿のはなやかさ ──清涼殿の丑寅のすみの
- 第二四段 女の生き方 ──おいさきなく
- 第二五段 興ざめなものは ──すさまじきもの
- 第二八段 いやな、にくらしいもの ──にくきもの
- 第二九段 どきどきするもの ──こころときめきするもの
- 第三〇段 過ぎた日の恋しくなつかしいもの ──すぎにしかた恋しきもの
- 第三六段 七月のある朝のこと ──七月ばかりいみじうあつければ
- 第三七段 木にさく花は ──木の花は
- 第三九段 五月の節句のたのしさ ──節は五月にしく月はなし
- 第四〇段 花のさく木でなくても ──花の木ならぬは
- 第四一段 鳥は
- 第四二段 上品に美しいもの ──あてなるもの
- 第四三段 虫は
- 第五五段 牛つかいの男は ──牛飼いは
- 第五八、五九段 若い人、乳のみ児は ──若き人、ちごどもなど
- 第六一段 滝は
- 第六二段 川は
- 第六三段 男のあじけなさ ──あかつきに帰らん人は
- 第六五段 里は
- 第六六段 草は
- 第六七段 草の花は
- 第七〇段 気がかりなもの ──おぼつかなきもの
- 第七一段 くらべようもないもの ──たとしえなきもの
- 第七五段 めったにないめずらしいもの ──ありがたきもの
- 第七六段 細殿にゆきかう人々 ──内裏の局、細殿いみじうおかし
- 第八二段 頭の中将、藤原斉信さま ──頭の中将の、すずろなるそらごとを
- 第八四段 橘則光とのこと ──里にまかでたるに
- 第八七段 宮さまが中宮職のお役所に仮住まいなさっていたころ ──職の御曹司におわしますころ、西の廂にて
- 第八八段 すてきなもの ──めでたきもの
- 第九〇段 はなやかな五節の舞姫 ──宮の五節いださせたもうに
- 第九三段 無名という名の琵琶 ──無名という琵琶の御琴を
- 第九五段 むしゃくしゃするもの ──ねたきもの
- 第九六段 気はずかしいもの ──かたはらいたきもの
- 他