神野キリ、20歳。夢は理容師になって人気店を開くこと。自分と父親を捨てて男と出ていった理容師の母親を見返すため、理容専門学校を卒業したキリ。千恵子が一人で切り盛りする理容店で修業することになるが、雑用ばかりの毎日。幼なじみの淳平は毎日のように実家に来るし、理容学校の同級生のアタルの存在も気になり始めて――。衰退産業だなんて言わせない、床屋さん業界に理容女子が革命を起こします!
「この本を読んだ後、勇気を出して理容室に行き、初めて顔剃りをしてもらった。それまでの床屋さんのイメージが変わりました。」――荻上直子さん(映画監督)
「こんな理容師さんに、髪を切ってほしい。自分の仕事に強いこだわりをもつ、ハサミのプロ。若くても、うまくいかなくても、空振りしても、かっこいい。」――華恵さん(モデル、エッセイスト)
神野キリ、20歳。夢は理容師になって人気店を開くこと。
お金を稼げて、女性も通える理容店を開いて、自分と父親を捨てて男と出ていった理容師の母親を見返すため、理容専門学校を卒業したキリ。カットが下手なキリは、千恵子が一人で切り盛りするバーバーチーで修業することになるが、雑用ばかりの毎日。幼なじみの淳平は毎日のように実家に来るし、理容学校の同級生のアタルの存在も気になり始めて――。
衰退産業だなんて言わせない、床屋さん業界に理容女子が革命を起こします!
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