内容紹介
大病を乗り越え、命の火を燃やして書き上げた、95歳、最後の長篇小説。ガンの摘出手術と長い入院生活を終えた私は、秘書のモナに付き添われ、寝たきりのままで退院した。収まらない痛みに耐える日々、脳裏に甦るのは、これまでの人生で出会った男たち、そして筆を競った友の「死に様」だった――。ただ一筋に小説への愛と修羅を生きた女の、鮮烈な「いのち」を描き尽くす、渾身の感動作。
大病を乗り越え、命の火を燃やして書き上げた、95歳、最後の長篇小説。
ガンの摘出手術と長い入院生活を終えた私は、秘書のモナに付き添われ、寝たきりのままで退院した。収まらない痛みに耐える日々、脳裏に甦るのは、これまでの人生で出会った男たち、そして筆を競った友の「死に様」だった――。ただ一筋に小説への愛と修羅を生きた女の、鮮烈な「いのち」を描き尽くす、渾身の感動作。
製品情報
製品名 | いのち |
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著者名 | 著:瀬戸内 寂聴 |
発売日 | 2017年12月03日 |
価格 | 定価 : 本体1,400円(税別) |
ISBN | 978-4-06-220878-9 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 258ページ |
初出 | 「群像」2016年4月号~2017年7月号(2016年10月号、2017年2月号、4~6月号休載) |