世界を大混乱に陥れる米中露「三帝国」の暴走原理を、日本を代表する米中露分析のプロが徹底的に読み解く、新しい国際情勢分析書
これが大国の暴走原理だ!
▲自国の権益を守るためなら何でもやるし、何をしてもいい
▲「民主主義」「人道主義」のような価値観はかえって邪魔だ
▲国境は曖昧にしておきたい(国境外にも自国の影響力を及ぼしたいから)
▲他の大国に依存しているような国は「主権国家」ではない
世界を大混乱に陥れる米中露「三帝国」の暴走原理を、日本を代表する「米中露」分析のプロが徹底的に読み解く、新しい国際情勢分析書
「最近、アメリカとか中国とかロシアみたいな、いわゆる『世界の大国』が、やたらと好き勝手なことばっかりしているように見えませんか? 南沙諸島や尖閣で示威活動を繰り返す習近平の中国。クリミア併合後も周辺国に対して威圧感を高めるプーチンのロシア。そして『アメリカ・ファースト』を唱え、従来の秩序や政治を真っ向から否定するトランプのアメリカ。世界を大混乱に陥れる(ように映る)これら、現代の三大帝国が暴走するその原理を解き明かすような本をいつか作りたいと思っていました」(担当編集者談)。
本書で論じられるトピック
■ホワイトハウスで起きている3派の対立
■トランプが北朝鮮危機を煽る理由
■ロシアが得意とする「弱者の戦略」
■米中露三国による「新ヤルタ体制」
■習近平政権は「中国のネオコン」
■「文明の衝突」から「文明の併存」へ
■オルタナ右翼とデタラメ・ニュース
■帝国主義国家における「主権」の定義
■実はかなりヤバいロシア経済
■台湾が「ディール」される日
■「G0(ジーゼロ)」の世界、または「B3(ブロックスリー)」の世界へ
■中国に襲われない日本をつくる
■トランプの「ガスライティング」に惑わされるな
ほか
+ もっとみる