跳ね馬を2000台直したメカによる フェラーリ・メカニカル・バイブル
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内容紹介
F1直系をうたうスポーツカーの最高峰に立つフェラーリは、その圧倒的な存在感と値段から、神秘のヴェールに覆われています。ぶつけると一〇〇万円単位の金がかかる。タイミングベルト切れて、エンジン交換で、数百万円。雨漏りがする。雨中を走ると電装系がだめになる。……。実際はどうなのか?、オーナー、オーナー予備軍が抱くであろう疑問に対して、経験豊富なメカニックが丁寧な解説と対応を惜しみなく教示します。
最近のフェラーリは多くの顧客を獲得するために、故障はほとんどしなくなっています。一方で、F1と呼ばれるパドルシフトや電子制御の部分が増えています。
本書では、現在でも入手可能な1980年代以降のモデルごとの特徴や出やすいトラブル、珍しいトラブルやその対処法、F1トランスミッション、デフ、エンジンの概説などを解説します。メンテナンスの方法、タイヤ、サスペンション、カーボンブレーキや、鉄、アルミ、FRP、カーボンなどのボディの特徴、コンピュータ制御などなどなど。
オーナー、オーナー予備軍、あこがれている人々が抱くであろう疑問に対して、経験豊富なメカニックが丁寧な解説と対応を惜しみなく教示します。
【目次】
はじめに フェラーリの唯物論
第零章 フェラーリ概論
フェラーリの長所と短所
第一章 エンジン
1 エンジンの構造
2 V8編
3 V12編
4 エンジン関連の注意事項
第二章 トランスミッション
1 トランスミッションの基本
2 F1システム
第三章 カロッツェリア
1 外装編
2 内装編
第四章 電装系
第五章 足回り
1 タイヤとホイール
2 サスペンション
3 ブレーキ
第六章 その他
旧車の注意点――取扱いと購入
フェラーリの方向転換――カリフォルニアの意味論
ダウンフォースと空力処理
リコールの不思議
拡大する新車オプション
定期メンテナンスの勧め
純正部品・社外部品・ワンオフ部品
部品価格
入手性と選択基準
部品屋さん選びの基準
賢い部品流用術
工賃の謎
診断作業・調整作業の工賃
安い車には訳がある
などなど
あとがき
目次
- はじめに フェラーリの唯物論
- 第零章 フェラーリ概論
- 1 フェラーリの長所
- 2 フェラーリの短所
- 第一章 エンジン
- 一 エンジンの構造
- 二V8編
- 1 V8の歴史
- 三 V12編
- 1 V12の歴史
- 2 モデル別エンジン(1)(水平対向エンジン系)
- 3 モデル別エンジン(2)(テスタロッサ系)
- 4 モデル別エンジン(3)(その他)
- 四 エンジン関連の注意事項
- 第二章 トランスミッション
- 一 トランスミッションの基本
- 1 MTとATとDCT
- 2 クラッチとLSD
- 二 F1システム
- 1 F1システムの概要
- 2 モデル別解説
- 第三章 カロッツェリア
- 一 外装編
- 1 フレームと外板
- 2 ライトとランプ類
- 二 内装編
- 第四章 電装系
- 1 バッテリーと周辺機器
- 2 その他電装部品
- 3 オーディオと後付け機器
- 第五章 足回り
- 1 タイヤとホイール
- 2 サスペンション
- 3 ブレーキ
- 第六章 その他
- 旧車の注意点――取扱いと購入
- 乾燥した冷暗所で保管
- フェラーリの方向転換――カリフォルニアの意味論
- ダウンフォースと空力処理
- リコールの不思議
- 拡大する新車オプション
- 定期メンテナンスの勧め
- 純正部品・社外部品・ワンオフ部品
- 部品価格
- 入手性と選択基準
- 部品屋さん選びの基準
- 賢い部品流用術
- メンテナンスは時間と金がかかるというイメージの原因
- 工賃の謎
- 作業工賃の根拠
- 診断作業・調整作業の工賃
- 旧車という認識が薄い
- 安い車には訳がある
- あとがき
製品情報
製品名 | 跳ね馬を2000台直したメカによる フェラーリ・メカニカル・バイブル |
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著者名 | 著:平澤 雅信 |
発売日 | 2017年07月29日 |
価格 | 定価 : 本体1,800円(税別) |
ISBN | 978-4-06-220635-8 |
判型 | B5変型 |
ページ数 | 312ページ |