ナビラとマララ 「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女

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ナビラとマララ 「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 第一章 ナビラさんの来日
  • 日本に来られなくなった理由/来日初日、新聞記者のインタビューを受けて/シンポジウムで訴えたこと/ナビラさんとマララさんの違いは?/ナビラさんにとっての「教育を受ける権利」/広島の原爆資料館で感じたこと/被爆者・小倉桂子さんとの出会い
  • 第二章 ナビラさんを巻き込んだ「対テロ戦争」
  • 「アメリカ同時多発テロ」が起きるまで/アフガニスタンだけでは終わらなかった攻撃/アメリカ本土で操縦して中東を攻撃/「ドローン攻撃は不可欠だ」という日本の新聞/テロリストを育てたのはアメリカだった/アメリカとイスラム世界の対立のきっかけ/強国の思惑で引き裂かれた民族/世代ごとに変わるムスリムの心情
  • 第三章 暴力に屈しないマララさんの活動
  • マララさんがねらわれた理由/女子教育をさまたげているもの/アメリカの無人機攻撃を批判/加害者は忘れてしまう
  • 第四章 ナビラさんが暮らす「部族地域」
  • パキスタンと日本のつながり~被災地への支援/パキスタンと日本のつながり~仏教と経済/アフガニスタンの独立/パキスタン・バングラデシュの独立/パシュトゥン人の二つの祖国/パシュトゥン人の教育レベル/パキスタン軍が部族地域に侵攻/パキスタンはインドになれるのか
  • 第五章 ナビラさんの入学・通学
  • 学びたいナビラさんへの支援/ナビラさんに会いにペシャワールへ/ナビラさんの受ける教育/情報に触れることで変わる価値観/将来の夢
  • おわりに

製品情報

製品名 ナビラとマララ 「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女
著者名 著:宮田 律
発売日 2017年03月23日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-06-220484-2
判型 四六
ページ数 178ページ

著者紹介

著:宮田 律(ミヤタ オサム)

一般社団法人・現代イスラム研究センター理事長。1955年、山梨県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、UCLA大学院歴史学科修士課程修了。専門はイスラム地域研究、国際関係論。著書に、『オリエント世界はなぜ崩壊したか 異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智』(新潮選書)、『イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか』(新潮新書)、『石油・武器・麻薬 中東紛争の正体』(講談社現代新書)、『イスラムは本当に危ない世界なのか』(潮出版社)など多数。

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