内容紹介
あの嫌われ者は、何のために闘い続けたのか――。豊臣家への「義」か、はたまた自らの「野心」からなのか。覇王信長の死後、天下人を目指す秀吉のもと、綺羅星の如く登場し活躍する武将たちを差し置いて、最も栄達した男、石田三成。彼の「眼」は戦国を優に超えていた――。歴史の細部を丁寧に掬う作家、吉川永青が現代人に問う、政治家石田三成の志。渾身の書き下ろし長編小説。
大義、嫉妬、敵愾心。押しつぶされそうな時もある。
この三成は、屈さない。
あの嫌われ者は、何のために闘い続けたのか――。
豊臣家への「義」か、はたまた自らの「野心」からなのか。
覇王信長の死後、天下人を目指す秀吉のもと、綺羅星の如く登場し活躍する武将たちを差し置いて、最も栄達した男、石田三成。彼の「眼」は戦国を優に超えていた――。
歴史の細部を丁寧に掬う作家、吉川永青が現代人に問う、政治家石田三成の志。渾身の書き下ろし長編小説。
目次
- 第一章 天下
- 第二章 決意
- 第三章 混迷
- 第四章 決戦
製品情報
製品名 | 治部の礎 |
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著者名 | 著:吉川 永青 |
発売日 | 2016年07月20日 |
価格 | 定価 : 本体1,850円(税別) |
ISBN | 978-4-06-220051-6 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 410ページ |