人気作家の自由自在な想像力で、あの「おとぎ話」が新しい文学に生まれ変わった! 個性豊かな画家の美しい絵とのコラボレーションで贈る、現代版「絵本 御伽草子」シリーズ、刊行開始。 【シリーズ全6冊】 町田康×絵・石黒亜矢子「付喪神」 堀江敏幸×絵・MARUU「象の草子」 藤野可織×絵・水沢そら「木幡狐」 日和聡子×絵・ヒグチユウコ「うらしま」 青山七恵×絵・庄野ナホコ「鉢かづき」 橋本治×絵・樋上公実子「はまぐりの草紙」
1962(昭和37)年大阪府生れ。町田町蔵の名で歌手活動を始め、1981年パンクバンド「INU」の『メシ喰うな』でレコードデビュー。俳優としても活躍する。1996(平成8)年、初の小説「くっすん大黒」を発表、同作は翌1997年Bunkamuraドゥマゴ文学賞・野間文芸新人賞を受賞した。以降、2000年「きれぎれ」で芥川賞、2001年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、2005年『告白』で谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。他の著書に『夫婦茶碗』『猫にかまけて』『浄土』『スピンク日記』『スピンク合財帖』『猫とあほんだら』など多数。
1973年、千葉県生まれ。イラストレーターとして本の装丁画、挿絵、絵本などで活躍。現在、千葉県在住。装画・挿絵に『豆腐小僧双六道中ふりだし』(京極夏彦・著/講談社)『京極夏彦の妖怪えほんシリーズ』(岩崎書店)、絵本に『ばけねこぞろぞろ』(あかね書房)など。
[現代版]絵本 御伽草子
はまぐりの草紙
鉢かづき
木幡狐
うらしま
象の草子