戦後の苦しい時代、新聞をとる余裕のある家は多くありませんでした。 どうしても新聞が読みたくて配達を始めたてつおに、新聞を読ませてくれる老夫婦がありました。 時はたち、おじいさんに次いでおばあさんも亡くなったとき、てつおは思いがけない事実を知りますーー。 「新聞配達に関するエッセーコンテスト」最優秀作を絵本化! *よみきかせ5さい~ *ひとりよみ7さい~
絵本作家、イラストレーター。1984年、東京生まれ。多摩美術大学油画家卒業。山田洋次監督の映画「おとうと」の題字、映画ポスターのイラスト、『男はつらいよ 寅さんDVDマガジン』(講談社)での山田洋次書き下ろし連載小説の挿絵を手掛けた。NHK番組「モタさんの言葉」でイラストを担当、講談社で絵本化されている。このほか、父・松本猛とともに現地取材によって創作した絵本『ふくしまからきた子』(岩崎書店)や、『地震の夜にできること。』(角川書店)などの作品がある。いわさきちひろは祖母(松本猛の母)にあたる。
政治家。1936年大阪市生まれ。小学校1年生のときに父を亡くし、母の郷里・出雲に転居したことで出雲との縁が生まれた。東京大学法学部卒業後、日興証券パリ支店長、米国・モルガン・スタンレー投資銀行、米国・メリル・リンチキャピタル本社上席副社長を経て、1989年出雲市長となる。1996年衆議院選に新進党から出馬し初当選。以後4期、期間中民主党副代表を務め、2009年に政界を引退した。元米国・バージニア大学経営大学院客員教授、中国・南開大学周恩来政府管理学院客員教授、韓国・東西大学校経営学部終身硯座教授、日本青年会議所まちづくり市民財団特別顧問。