国語学者・金田一秀穂先生の監修による、1・2年生向けのクロスワード本です。
前作『金田一「トライアングル」式 はじめてのクロスワード』よりも、さらにベーシックな問題が多く、クロスワードパズルをまったく知らないお子様にもおすすめです。
子ども向けのクロスワード本が人気ですが、他の本とはちがう本書の特色は、以下のとおり。
1)「トライアングル方式」で、ボキャブラリーとひらめきが育つ
普通のクロスワードとちがい、難しい言葉は「おたすけリスト」の中から答えを選んであてはめていきます。
そのため、ヒントの答えがわからなくても、文字数や他の文字をヒントに「推理」して考えたり、巻末についているかんたんな「辞書」で言葉の意味を調べながら、パズルを解くことができます。
「パズル」「カギ」「辞書」の三角形を行ったり来たりするうち、楽しみながら、語彙と考える力が身につくのです。
2)「辞書引き学習」の練習になる
1)のやり方で、巻末の辞書を実際に使うので、3年生以降で習う「辞書引き学習」の準備が自然にできます。
3)楽しく飽きさせない工夫
「ことばドロボウ」から盗まれた言葉を取り戻す、という設定が、巻頭のマンガ(8p)でわかるので、楽しくパズルの世界に入りこむことができます。
いっしょに問題を解くのは、金田一先生が姿を変えているかわいいキャラクター「キンダニャー」。
また、さまざまなテーマのクロスワードをおりまぜて、単調にならないように工夫しています。
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