内容紹介
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目次
- 第一章 午前一時。恋人に浮気された小山内理代子の日常は唐突に終わり、逸脱を始める。
- マキノによる断章 その一
- 第二章 午前一時三十分。俊太郎は、青いドレスの女を遺棄する道中、思わぬ血の問題に悩まされる。
- 第三章 午前二時。加納リナに関わる男たちは次々と姿を消してしまう。煙草の煙が消える頃、楽しい時間がやってくる。
- 第四章 午前三時十五分。血痕を辿り、理代子とマキノはパトロールを始める。
- マキノによる断章 その二
- 第五章 午前三時五十分。トランクの死体は見つからない。俊二の狂気は暴走し、俊太郎は過去を振り返る。
- 第六章 午前四時。リナは海の風に吹かれ、ゴミ置き場から死体を担ぎ彷徨い歩く。
- 第七章 午前四時十分。死体は少しだけ移動している。捜査を開始した警官は、思いがけないことを理代子に尋ねる。
- マキノによる断章 その三
- 第八章 午前四時十一分。決別の瞬間は突然に訪れる。弾丸が飛び立つ時、首の長い獣が現れ、思わぬ一蹴りが夜の流れを変える。
- 【間奏】時間は戻って午前一時三十五分。美野浩太を襲う突然の尿意は彼を二度と戻れぬ闇へと誘っている。
- 第九章 午前四時十五分。リナは幻想を放棄する。獣たちのいる現実のために。
- 第十章 午前四時十五分以降。サービスエリアは獣たちで溢れ、動き出した観覧車は神話的風景となる。
- マキノによる断章 その四
- 最終章 夜の終わる頃、理代子は一つの決断を下す。それは伝説の終わりであり、また別の伝説の始まりでもある。
製品情報
製品名 | 恋路ヶ島サービスエリアとその夜の獣たち |
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著者名 | 著:森 晶麿 |
発売日 | 2015年01月21日 |
価格 | 定価:1,540円(本体1,400円) |
ISBN | 978-4-06-219332-0 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 258ページ |