だれの息子でもない

文芸(単行本)
ダレノムスコデモナイ
だれの息子でもない
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内容紹介

高校生のころに父は死んだ。母とぼくを捨てて出奔し、祖父の田畑を勝手に売り払った親父を、憎まずにはいられなかった。――あれから十数年、ぼくは安曇平市役所に就職し、電算課電子文書係として働いている。故人となった市民の、ネット内の化身人格(アバター)を消去することが主な業務だ。ある日、ぼくの目の前に現れたのは、ネット内で育った親父の人工化身だった。


高校生のころに父は死んだ。母とぼくを捨てて出奔し、
祖父の田畑を勝手に売り払った親父を、
憎まずにはいられなかった。
――あれから十数年、ぼくは安曇平市役所に就職し、
電算課電子文書係として働いている。
故人となった市民の、ネット内の化身人格(アバター)を消去することが主な業務だ。
ある日、ぼくの目の前に現れたのは、ネット内で育った親父の人工化身(アバター)だった。

目次

  • あなたの息子じゃない
  • 神の御子なんていない
  • だれの、息子でもない

製品情報

製品名 だれの息子でもない
著者名 著:神林 長平
発売日 2014年11月11日
価格 定価 : 本体1,550円(税別)
ISBN 978-4-06-219248-4
判型 四六
ページ数 298ページ
初出 あなたの息子じゃない…「小説現代」2013年2月号、神の御子なんかいない…「小説現代」2013年9月号、だれの、息子でもない…「小説現代」2014年5月号。 ※収録にあたり加筆訂正がなされています。

著者紹介

著:神林 長平(カンバヤシ チョウヘイ)

1953年、新潟県新潟市生まれ。79年、短編「狐と踊れ」で作家デビュー。『敵は海賊』、『戦闘妖精・雪風』シリーズなどで数多くの星雲賞を受賞し、95年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した。『魂の駆動体』、『永久帰還装置』、『いま集合的無意識を、』、『ぼくらは都市を愛していた』など著書多数。SFファンの圧倒的な支持を受けている。