内容紹介
激動の時代・幕末。武士の子でありながら篠目村で農作業をさせられている平九郎はある日、ひょんなことをきっかけに松下村塾に入る。それは同時に、吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞など、歴史に名を残す傑物たちとの出会いを意味していた。松陰に学ぶうちに平九郎は、日本の未来を見据えるようになる。波乱の時代に生まれた若者たちは何を考え、どう生きたのか。大ヒット「軍配者」シリーズの著者・富樫倫太郎による新たな青春小説。
激動の時代・幕末。武士の子でありながら篠目村で農作業を余儀なくされている平九郎はある日、白井小助という男と出会う。彼に連れられて平九郎は松下村塾に入り、学問をすることになる。それは、吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞など、後世に名を残す傑物たちとの出会いを意味していた。彼らと共に学び、影響を受けることで平九郎は日本のあり方を見据えると同時に、自分の生き方とも直面せざるを得なくなる。波乱の時代に少年たちは何を思い、どう生きたのか。大ヒット「軍配者」シリーズの著者・富樫倫太郎による新たな青春小説。
目次
- 第一部・狂人学者
- 第二部・飛耳長目
- 第三部・風の如く
製品情報
製品名 | 風の如く 吉田松陰篇 |
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著者名 | 著:富樫 倫太郎 |
発売日 | 2014年11月20日 |
価格 | 定価 : 本体1,500円(税別) |
ISBN | 978-4-06-219220-0 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 434ページ |
初出 | 「小説現代」2012年8月号~2013年8月号隔月掲載(「風の如く」を改題) |