内容紹介
三十路間近な瑞空寺住職・日比野隆道和尚は、父母を失った高校三年生のゆかのたった一人の家族であり、歳の離れた“兄ちゃん”だ。そんな兄妹の暮らす寺にある日、綺麗な黒髪と泣きぼくろが印象的な美女・小早川千尋がやってくる。着の身着のまま寺に駆け込み「夫のもとから逃げてきた」と訴える千尋を、隆道は寺の手伝いをしてもらう条件で居候させることにする。ゆかりは兄の提案に反対するが、三人の共同生活は否応なく始まる。
すこぶる爽快、おもわず落涙
コイする青春〈禅〉ノベル
住職の兄(29歳)、高校生の妹(17歳)、そして、泣きぼくろの美女(??歳)
家のお寺で、三人の〈生きるための物語〉が始まった
新しい才能によるどこか懐かしい成長小説
お釈迦様の教えはさまよえる美女を救えるのか
三十路間近な瑞空寺住職・日比野隆道和尚は、父母を失った高校三年生のゆかりにとってたった一人の家族であり、歳の離れた“兄ちゃん”だ。そんな兄妹の暮らす寺にある日、綺麗な黒髪と泣きぼくろが印象的な美女・小早川千尋がやってくる。着の身着のまま寺に駆け込み「夫のもとから逃げてきた」と訴える千尋を、隆道は寺の手伝いをしてもらう条件で居候させることにする。ゆかりはこの兄の提案に大反対するが、三人の共同生活は否応なく始まってゆく。
目次
- プロローグ
- 第一章
- 第二章
- 第三章
- 第四章
- 第五章
- 第六章
- 第七章
- 第八章
- 第九章
- 最終章
- エピローグ
製品情報
製品名 | 空色カンバス |
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著者名 | 著:靖子 靖史 |
発売日 | 2014年04月16日 |
価格 | 定価 : 本体1,500円(税別) |
ISBN | 978-4-06-218877-7 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 364ページ |
初出 | 『小説現代』2013年11月号、2014年1月号、2月号 |