クリオネのしっぽ

クリオネノシッポ
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クリオネのしっぽ
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内容紹介

第30回坪田譲治文学賞受賞作! 『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛の青春小説。いじめの首謀者である水泳部の先輩に逆らって浮いてしまった美羽は、転校してきたヤンキー娘・幸栄に対し、「かかわりたくない」と強く意識しながらも、接点が増えていく自分に気がつく。夫から離婚された母親が自立していく過程や、病弱な弟の世話に明け暮れるクラスメートの本心に触れ、美羽は世界と自分とのつながりに目を向けはじめていく。


第30回坪田譲治文学賞受賞作! 『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛の青春小説。

中2の6月、美羽は、学校というところは友だちをつくったり、楽しく過ごすための場所ではなく、「公共塾」だと考えることにした――。

いじめの首謀者である水泳部の先輩に逆らい、暴力を振るったことで、浮いた存在になってしまった美羽は、転校してきたオールドファッションなヤンキー娘・幸栄に対し、「かかわりたくない」と強く意識しながらも、まるで空気を読まずにからんでくる幸栄との接点が、どんどん増えていく自分に気がつく。

夫から「お姫様扱い」されながらも、浮気され、家を出て行かれた母親が徐々に自立していく過程や、病弱な弟の世話に明け暮れるクラスメート・唯のむき出しの本心に触れながら、美羽自身も、自分だけの世界にとどまらず、世界と自分とのつながりに目を向けはじめ、そここそが輝いていることに気がついていく。

中学2年生特有の、あのもやもやとした時期を切り取った、どこかドライで、どこかリアルな青春小説。

『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛!(以下、推薦文)
ここには、少女たちの生身がある。
彼女たちは脆くも美しくも繊細でもない。
それぞれの現実を確かに生き抜いている。それだけだ。
それだけなのに、美羽の唯の幸栄の存在が
荒々しく迫ってくる。想いがゆっくりと染みてくる。
こんなにも静かで激しい物語に初めて触れた。

製品情報

製品名 クリオネのしっぽ
著者名 著:長崎 夏海
発売日 2014年04月25日
価格 定価 : 本体1,300円(税別)
ISBN 978-4-06-218848-7
判型 四六
ページ数 194ページ
初出 『朝日中学生ウイークリー』2011年4月3日号~10月30日号に掲載された同タイトルの連載小説に加筆したもの。

著者紹介

著:長崎 夏海(ナガサキ ナツミ)

1961年、東京都生まれ。都立城北高校卒業。2000年、『トゥインクル』で第40回日本児童文学者協会賞受賞。著書に、『バナナパイ、すき?』(講談社)、『あらしのよるのばんごはん』(ポプラ社)、『いちばん星、みっけ!―ミナモとキースケのたからさがし 』(ポプラ社)、 『ライム』(雲母書房)、『長崎夏海の直球勝負』(プラス通信社)など多数。現在、鹿児島県の沖永良部島に在住。

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受賞作
第30回坪田譲治文学賞受賞(2015.2.2)

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