内容紹介
江戸の裏世界で存在感を増す男、残月の異名を持つ郎次は、さらなる力を得んと欲するが──。壮絶なアクションと重厚なドラマの融合が好評の「機龍警察」シリーズで文学賞を立て続けに手にしている著者が、月村印エンターテインメントのもうひとつの柱として力を入れている、時代小説。時代小説なのに「コルト」という拳銃をメインアイテムとし、著者ならではのユニークかつ読みごたえたっぷりの娯楽小説を完成させた。
侍でもなきゃ、やくざでもない。
江戸のアウトロー“残月の郎次”は、その特異な得物で己の立つ瀬を切り拓く。
江戸の裏社会で存在感を増す男、残月の異名を持つ郎次は、抜け荷の稼業を一手に仕切っており、一家の跡目を襲う立場と見なされていた。だが、一人の因業女を始末したことから、潮目が変わり、次第に抜き差しならない立場に追い込まれていく。
このどんづまり。やりきれねぇ。
壮絶なアクションと重厚なドラマの融合が好評の「機龍警察」シリーズで文学賞を立て続けに手にしている著者が、月村印エンターテインメントのもうひとつの柱として力を入れている、時代小説。
時代小説なのに「コルト」という拳銃をメインアイテムとし、著者ならではのユニークかつ読みごたえたっぷりの娯楽小説を完成させた。
製品情報
製品名 | コルトM1851残月 |
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著者名 | 著:月村 了衛 |
発売日 | 2013年11月21日 |
価格 | 定価 : 本体1,600円(税別) |
ISBN | 978-4-06-218667-4 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 322ページ |
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受賞作
第17回大藪春彦賞受賞!