内容紹介
日本の近代化を推進する原動力として、明治新政府が総力を挙げて建設した富岡製糸場。開業翌年の明治6年、この大規模器械式製糸場内で、若き工女が惨殺死体となって発見された。密室殺人の裏に隠された意外な真相に、被害者の傍輩である工女が迫る。
日本の近代化を推進する原動力として、明治新政府が総力を挙げて建設した富岡製糸場。開業翌年の明治5年、この大規模器械式製糸場内で、若き工女が惨殺死体となって発見された。密室殺人の裏に隠された意外な真相に、被害者の傍輩である工女が迫る。『誘拐児』ほかで時空を超える人間の業と謎を探求し続ける江戸川乱歩賞作家による、近代日本ミステリー。
目次
- プロローグ
- 第一章 明治六年六月二十日
- 第二章 明治六年六月二十一日
- 第三章 明治六年六月二十二日
- 第四章 明治六年六月二十三日
- エピローグ
製品情報
製品名 | 探偵工女 富岡製糸場の密室 |
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著者名 | 著:翔田 寛 |
発売日 | 2014年08月05日 |
価格 | 定価 : 本体1,500円(税別) |
ISBN | 978-4-06-218502-8 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 274ページ |