内容紹介
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目次
- 序章 「欧亜連絡」
- 1 洋上の俳句
- 2 「文化防衛」は可能か?
- 3 「フィクションを生活するのだ」
- 4 『旅愁』の登場人物
- 5 日本女性は美しいか
- 6 カフェをめぐる「生活」
- 7 パリの新世代日本人
- 8 俳句と「チロル」
- 9 矢代の逡巡
- 10 横光利一が不在だった東京
- 11 林芙美子と横光利一
- 12 林芙美子のシベリア鉄道
- 13 「ソビエト・ロシア」の印象
- 14 内地への帰還
- 15 庄内鶴岡行
- 16 昭和十一年初冬
- 17 「風采」について
- 18 「戦中」にえがく懐かしい「戦前」
- 19 統制経済下の「サロン」
- 20 昭和十九年の現実、昭和十二年の平和
- 21 『旅愁』の混迷
- 22 敗戦直前の青年たち
- 23 敗戦の夏
- 24 寒い秋
- 25 庄内降雪
- 26 旅愁の果て
- 終章 早逝
- あとがき
製品情報
製品名 | 東と西 横光利一の旅愁 |
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著者名 | 著:関川 夏央 |
発売日 | 2012年09月27日 |
価格 | 定価:2,420円(本体2,200円) |
ISBN | 978-4-06-217828-0 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 362ページ |
初出 | 『群像』2008年8月号~2011年5月号(一部改稿) |