第49回谷崎潤一郎賞受賞!『ヘヴン』『すべて真夜中の恋人たち』と一作ごとに新境地を拓く川上未映子の多彩な魅力が一冊になった初めての短編小説集!何気ない日常がドラマに変わる瞬間をとらえて心揺さぶる7ストーリーズ。
~全国の読者モニターから感動の声が届いています~
●愛することのどうしようもなさを味わうことができる作品。いま、何かにつながりを求めている人に。 【30代/女性/愛知県】
●「わたしたちの物語がここにある」日常の延長線上に存在している奇跡に、救われる瞬間がありました。【30代/女性/岐阜県】
●日常の中で、信じていた小さなことが、実は大きなもので、しかもそれは個人にしか意味のないものでしかないのかもしれない。だけど、同じように大切にしてくれる人を探したいし、そんな存在を信じたいという気持ちが強くなりました。【20代/女性/愛知県】
●自分の中にもある女心の儚さ、切なさ、そして強かさを大いに享受できました。日常ありがちなことがらの中に潜んでいる危ない女心を見事に描いた短編集です。
【50代/女性/東京都】
●川上未映子さんのように世界を見ることができたら、私の人生ももっとキラキラして見えるかもしれない。 【20代/女性/埼玉県】
●著者は、穏やかな幸福の薄幕を揺らし、それをするすると、あるいは一気に剥いで見せる。読んでいるうちに主人公と自分が置き換わってしまうようで恐ろしく、空間が歪んで自分との境目がわからなくなる。恐いのに、何だかとても惹きつけられて、瞬きできない。 【50代/女性/埼玉県】
●「自分の気持ちが報われることって本当に少ないし、ないかもしれないけれど、『それでも案外生きていけるんだな』と共感できる本だよ。 【30代/女性/神奈川県】
●女に生まれたなら、七つの短編のどれにでも思いあたる感情があるはず。
【40代/女性/北海道】
●人と人が繋がったり、わかりあったりするのは一瞬、そんな気になるだけなのかもしれない。実は平行線だったりする。でもそれでいいんだって思わせてくれる短編集。 【40代/女性/東京都】
●川上未映子は揺さぶるのだ。心だけではなく、五感すべてを。 【30代/女性/群馬県】
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