内容紹介
納屋で生まれた少年に「おめでとう」と声をかけたのは、翼の生えた少女だった。一人目の天使は、ドーム型都市ミルバの中央、セントラルタワーで数々のコードに繋がれ生きていた。「閉じている門を開けてくれれば――僕は君を殺さない」夜中、少年は毛布を抜け出した。右手に剣、左手に西洋人形を持ち、天使が眠るフロアを目指す――。第一章から極限を迎えた物語は、読み進むにつれさらに加速する!
納屋で生まれた少年に「おめでとう」と声をかけたのは、翼の生えた少女だった。
一人目の天使は、ドーム型都市ミルバの中央、セントラルタワーで数々のコードに繋がれ生きていた。
「閉じている門を開けてくれれば――僕は君を殺さない」
夜中、少年は毛布を抜け出した。右手に剣、左手に西洋人形を持ち、天使が眠るフロアを目指す――。
第一章から極限を迎えた物語は、章を追うごとにさらに加速する。
二人目の天使は山林で彷徨い、三人目の天使は図書館で待っていた。
天使の謎、少年の謎、神の正体。次々と判明する過去と真相。
少年の結論は、世界を変える導となる。
目次
- 第一章『アービアス』
- 第二章『アルファ』
- 第三章『ガロマ』
- 第四章『カナタ』
- 第五章『俺、僕、私』
- 第六章『ミチヒ』
- 第七章『フリージア』
- 第八章『神』
- 最終章『ミカナル』
- 後日談
製品情報
製品名 | 神様の短剣 |
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著者名 | 著:辻 成介 |
発売日 | 2012年04月26日 |
価格 | 定価 : 本体1,400円(税別) |
ISBN | 978-4-06-217633-0 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 298ページ |