内容紹介
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目次
- まえがき
- 1.ヒヨドリの羽ばたき
- 2.私が会社員だったころ
- 3.「サラリーマン」という言葉の二重性
- 4.「サラリーマン」という言葉の知られざる履歴
- 5.小説と職業生活
- 6.「経済小説」と会社員小説
- 7.会社員小説の射程
- 8.会社員小説の定義──階調の内にとどまる
- 9.会社員という視点
- 10.源氏鶏太の「サラリーマン小説」
- 11.会社員小説としての「プールサイド小景」
- 12.二等車の乗客
- 13.砂漠を旅する人
- 14.ゲームの空間
- 15.会社と家庭をへだてる川
- 16.法人としての会社員
- 17.会社員の誕生──岩崎彌太郎と初期三菱
- 18.会社の仕事と人間の労働──黒井千次の試み
- 19.会社員である「私」──坂上弘の遠い旅
- 20.会社員小説としてのカフカ「変身」
- 21.メルヴィル「バートルビー」──未来の人間
- あとがき
- 注釈
製品情報
製品名 | 会社員とは何者か? ─会社員小説をめぐって |
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著者名 | 著:伊井 直行 |
発売日 | 2012年04月25日 |
価格 | 定価:2,640円(本体2,400円) |
ISBN | 978-4-06-217601-9 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 338ページ |
初出 | 『群像』2010年7月号~2011年12月号 単行本化にあたり、大幅に改稿した。 |