ひとりでいいんです─加藤周一の遺した言葉
ヒトリデイインデスカトウシュウイチノノコシタコトバ
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内容紹介
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目次
- 第一章 こんどは勝ちたいですね──戦争と憲法を語る
- 1 十五年戦争
- 2 濁流に呑まれて
- 3 私たちの憲法のゆくえ
- 第二章 ひとりでいいんです──歴史をめぐる対話
- 1 何を読み、いかに答えるか
- 2 戦争認識と戦争責任
- 3 「近代化」論の陥穽
- 第三章 複数の視点から──文学と宗教をめぐる対話
- 1 『神幸祭』の世界
- 2 『日本文学史序説』の射程
- 3 科学と神秘主義
- 第四章 「名前」の力、眼の力──芸術をめぐる対話
- 1 世界のクロサワと日本の非常識
- 2 『しみじみ日本・乃木大将』を観る
- 3 若冲の視線
- 第五章 技術者と知識人のあいだ──現代社会をめぐる対話
- 1 社会主義の未来
- 2 中国をどう見るか
- 3 科学と個性
- 第六章 人生のいちばん大事な部分──最後の対話
- 1 周恩来のジョーク
- 2 わが信仰と語学修業
- 3 ソルボンヌの蛙
- 加藤周一さんと凡人会──少し長めのあとがき