沢木耕太郎が描く、少年の心、いのちの輝き。
湖のほとりで暮らすおじいさんの一軒家に、引っ越してきた少年が体験する、ふしぎな物語。
小さな湖のほとりに、木でできた家が一軒ぽつんとたっています。冬馬は、その家で、彫刻家のおじいさんとふたりで暮らしています。おとうさんとおかあさんが死んでしまい、おじいさんに引き取られてきたのです。おじいさんはその家を「みずの家」と呼んでいました。 ――本文より
著者初の児童向け書籍です。絵本「わるいことがしたい!」との同時刊行で、今後継続的に刊行していく沢木耕太郎氏児童書シリーズの第1弾。気鋭のイラストレーター浅野隆広氏が全見開きに描いたイラストレーションが、読者をファンタジーの世界に誘います。
+ もっとみる