内容紹介
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目次
- はじめに
- 一 李珍宇の「罪と罰」──小松川女高生殺人事件
- 1 犯罪と文学
- 2 「内面」、この非情なるもの
- 3 「告白」と「真実」、または自白と冤罪
- 4 「異邦人」または「怪物」について
- 二 永山則夫と小説の力──「連続射殺魔」事件
- 1 永山則夫が『罪と罰』を読み了えた日
- 2 言葉が壊れるとき
- 3 永山則夫が李珍宇と出会った日
- 4 小説の力
- 三 「成長の物語」の終焉──女子高生コンクリート詰め殺人事件
- 四 宮ざき勤のポストモダン、または「主体」からの逃走──連続幼女誘拐殺人事件
- 1 「今田勇子」の逆接する他
製品情報
製品名 | 少年殺人者考 |
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著者名 | 著:井口 時男 |
発売日 | 2011年04月28日 |
価格 | 定価:3,080円(本体2,800円) |
ISBN | 978-4-06-216931-8 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 354ページ |
初出 | 『ふぉとん』2006年第3号~2009年第16号(第8号を除く) |