内容紹介
群像編集部の若手編集者羽田御名子のもとに、小説家志望の安良川王爾から持ち込まれた原稿<裂>。登場人物には御名子の名が使われ、穢されていた――。「群像」連載時から注目を集めた作品がついに単行本化。
「小説を書くことしか取り柄がないくせに」
文芸出版界の内実を曝す問題作
群像編集部の若手編集者羽田御名子のもとに、小説家志望の安良川王爾から持ち込まれた原稿<裂>。登場人物には御名子の名が使われ、穢されていた――。
「群像」連載時から注目を集めた作品がついに単行本化。
製品情報
製品名 | 裂 |
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著者名 | 著:花村 萬月 |
発売日 | 2011年03月19日 |
価格 | 定価 : 本体1,600円(税別) |
ISBN | 978-4-06-216805-2 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 306ページ |
初出 | 『群像』2009年12月号~2011年1月号 |