わたしのかさ、ちょっと閉じてきたかもしれない…… 大好きな兄を亡くした少女アニーの心模様を、あたたかいまなざしで綴る全米話題の感動作! 「ねえ! 話したいことってなあに?」わたしはにっこりした。レベッカはわたしの思いつきをぜったい気に入るはず。「あそこにね……」わたしはレベッカの後ろの、幽霊屋敷を指さした。「どうやって入りこんだらいいか、わかったんだ」――<本文より>