6月25日、世界中が悲しみに覆いつくされたKING of POPの悲報。あの悲劇から1年。未だに解明されない事件の真相、群がり続ける金銭の亡者たち、そして癒やされないファンの悲しみ……。そんななか、これまでの沈黙を破って、マイケル・ジャクソンの実父、ジョセフ・ジャクソン氏自身が、ついに真実を語りました。
これまで“メディアの悪意”によって流された数々のウソとデマ――家族の不仲説、マイケルとの確執説、マイケルの奇行説……これらのほとんどが、ありもしないことを、あたかも真実であるかのように伝えたものでした――に対し、多くの場面で沈黙を守ることで、家族の尊厳を守り続けてきたジョセフ氏。そのことが、さらにマスコミのウソを増長させたとしても、人を傷つけないという、ジャクソン家の誇りを貫いてきた彼が、世界で初めて『ジャクソン家に起きたこと』を語ります。
ジャクソン家の生い立ちから、ジャクソン5、ジャクソンズ、マイケル・ジャクソン、ジャクソン兄弟、悲劇の前後、そしてその後1年間に起こったこと。そこにあるのは、これまで報道されてきたジャクソン家の姿とは違う、愛情に満ち溢れた、しかしながら厳しいショービジネスを生き抜いてきた世界で唯一の家族の物語です。
本書は、ジョセフ自身のが10年に亘って書き連ねた自伝と、最近の世界初公開のインタビューにより構成されています。ジャクソン家の真実・稀代のポップスターがなぜ悲劇にあわなければならなかったのか、本書に答えがあります。
※2000年、マイケルは父親の愛情を認める講演を行い、無罪となった性的虐待疑惑裁判のときにも、妻キャサリンとともに毎日マイケルに付き添うなど、実際の家族は非常に深い絆で結ばれたものでした。また、本書では、これも世界初となる、エンシノのジャクソン家にそのまま残るマイケルの部屋を、写真で公開しています。
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